ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 破壊ウイルス Human Collapse ( No.201 )
日時: 2010/11/08 17:03
名前: 黒帝 ◆ltYx4J.g3k (ID: eVCTiC43)

次の日の朝————

僕は何も無いただベットが置いてあるだけの部屋でめがさめた。

すると起きて直前にノックもなしに大佐が入ってきた。

「速く着替えろ。大広間に行くぞ」

大広間?
「早くしろ!」
僕はあせって聞いた。

「でもなんでそんなところ行く必要があるの?」

大佐がかわいそうな人を見つめる目で悲しげ言った。
「馬鹿かい?」

・・・
「馬鹿なのかい?」

「馬鹿なんだね?」

すごく心がこもっていてすごく悲しかった。むなしくもあった。

「みんな知らない奴がこの中をうろちょろしていたら撃ってしまうかもしれないだろう。
   目線もきついだろうしな。」

という事できがえてからまもなく大広間へ行くことになった。

カツカツと歩きながら大佐が言った。
「もう他の奴らは集めてある。」

そして少しの間大佐が下にうつむいてから言った。

「もっとも、会長を抜いてだが。」


僕は前から気になっていたことを言ってみた。

「その変わってる会長何者なの?」

長い間何も言われなかったので無視されたのかと思っていたら、大佐がゆっくり口を開いた。

「私もよく知らん名前が「管 直人」という事だけだ。」

総理大臣?

「総理大臣ではないよ」


大広間について僕のことが発表されたときはこういう反応だった。

「へぇ」
「まだ生きてる奴はいたのか」
「どうでもいいッス」
「逝け」

だった
「こんなことに集められたのか」
なに!?

大佐がくうきを読んだのか声荒ら上げていった。

「はい!コレだけだ! わかった奴はさっさと帰れ!」


大佐がそういったとたん空気が変わり皆がやがやと出て行った。

大佐が落ち着き払っていった。
「まぁコレで皆君を覚えただろう」

「じゃあそれで」

そういって大佐も人ごみにまぎれて去っていった。


さてと・・・・・・・・・

寝るか


続く