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中に入っていきなり彰が言った

「ここからは二手に分かれて進むッス」

皆口をきかず分かれた。

ジュリとミサで1グループ・俺と彰で一グループとなった。


「速くしないと魂がくるッス」

「速く行きましょう」

そして彰が指を挿して言った。


「僕と翔蛇が右の道へすすむっス」

「ジュリたちは左にすすむっス」

そして無言で二手に分かれた





ジュリグループ————————————


無言のまま進んでいった

カツカツと足音立てて進んでいると
二つの分かれ道があった

ミサが言った
「どっちなんだ」

ジュリがすぐに言った
「右よ」

ん？
ミサがジュリに言った。
「なんで？」

「へ？　ああ！　勘だよ」

ミサが少しため息をついて言った

「行ってみるか」

そこは階段になっていた

二人はスクスクと上っていった

そのときジュリがこそこそと銃をセットしていた


そして平らな道に着いたときだった


突然ジュリの足音が止まりカチャと言う音が聞こえた

「ん？」



ミサが後ろを向くとそこには———・・・


銃を構えたジュリがたっていた

「おまえ・・・」
ミサが憎しみをこめていった


そしてジュリは少し笑っていた


「ドカァァァァァァン!!」


そして足音はひとりだけのものとなった



そしてその場所にはひとつの死体が転がっていた



続く