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Episode①続行

今私は星驟学園校門前に居る

こういうシーンだと普通小説では

「今日で高校生かー！ばら色の高校生活だー！」

とかなんとか思うだろう

でも私は普通じゃないからはっきり言おう

【ばら色の高校生活なんてあるわけ無いじゃない】

ふざけんな

そう思いながら校門を通過しようとする

ドサッ

・・・誰かが私の背中の上に乗っている

誰だかはわかるけど？

「唄ちゃん!唄ちゃん!おっはよー！」

この子は春野宮　美恵李

なんというか・・馬鹿で天然で正直疲れる奴

「あっ今・・唄ちゃん馬鹿とか天然とか思ったでしょ」

「うん、何で分かったの」

「・・勘？」

前言撤回

美恵李は超馬鹿で超天然で正直超疲れる奴

「・・なんか疲れた・・・」

「えっどうしたの？唄ちゃん？具合悪い？」

お前のせいだろこの野郎

「・・・唄ちゃん怒ってる？」

「・・いぁ・・別に・・」

「・・本当？」

「うん」

「そっかー！じゃあ行こう！」

・・・・

さ、行こ

そうして私達は学園内へ入っていった


Episode①続行