ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 90度の角度で銃を構え、撃つ。 ( No.13 )
- 日時: 2010/10/11 14:45
- 名前: (V)・∀・(V) ◆RMw3.cMGUE (ID: dBCG1FA1)
- 参照: 小説the darkness worldを1クリックd
「馬鹿・・・!!」
流山は、霧生の手で、下に隠れさせられる。
「何すんだよ・・・」
「ヒューマン・ハンターにバレたらどうすんだ・・・」
「おおっと 生存者か」
話してる途中に、ヒューマン・ハンターがこちらを覗き込む
絶体絶命と言う窮地に立たされている・・・のか?
遠いところから足音が聞こえてきた
誰かを追う様に
「殺す!!!!!!!!!!」
ヒューマン・ハンターは、ナイフを手に持った腕を上に掲げ一直線に下に下ろす瞬間———
ドォォッォォン!!
「・・・ぐびゃっ!」
勢い良く前へ吹っ飛ばされ、鮮血が雨の様に飛ぶ。
「・・・・大丈夫か?」
声の主は、ビルから遠く離れた位置の立っていた。
俺達の方向に、ショットガンを片手で構えて。
「あのー・・・ どちら様でしょうか」
「とりあえずこっちに来てくれないか」
______10分後______
声の主が、こちらへ近づいてるのを感じる。
人の気配・・・遠いが確実に近づいてきてる。
そんな気がした
「・・・・・・君達か?」
奥の残骸からうっすらだが影が見える。
そして其処からの声 完全にさっきの声の主だ。
「・・・えーと・・・出てきてくれれば・・・」
ヌッと奥から登場したのは、茶色のコートの男。
「・・・名前は・・・」
「・・・イワン・アイザックとでも言おうか」
「・・・イワンさん」
何故かは分からない イワンさんの絶大なるオーラが俺達を蝕む。
なんか怖い なんか怖い。
「・・・君たちの名前は?」
「流山 光・・・だ。」
「寿 霧生です。」
「・・・・・悪いが馴れ合いをする気は無い 一緒に生き残るだけだ それを頭に入れといてくれ」
「私には、私なりの事情があるからな。」
そう言って、イワンは武器を置いて去っていった。
「・・・ええー・・・」
ため息しかでない。
なんでだろう、裏切られてないのに・・・なんか嫌な気分だ。
夕方。
外を照らすのは、夕日。
そんな光景を見るのは最後になりそうだった。
「・・・生き残るか」
俺の口から、そう言葉が出てきた。