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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 90度の角度で銃を構え、撃つ。 ( No.28 )
- 日時: 2010/10/13 20:50
- 名前: (V)・∀・(V) ◆RMw3.cMGUE (ID: dBCG1FA1)
コツコツコツ・・・
茶色いレンガに囲まれた一本道。
「こんな所があったとは・・・いやはや驚きだよ。」
その奥に、大きな柵が見える
あれがコロシアムとでも言うのか。
「・・・・ふぅ」
用心しながらも、蓑山は銃を構える
ザザ・・・ザ・・・
再びモニターの画面から音がする
"いやー 待ってましたよ"
"では、本題に入りましょうか"
"その奥に、コロシアムがあります"
「・・・・・・行くぞ 総一郎の敵だ」
そう言ってイワンは奥へ手招きする。
奥へと足を動かしたその瞬間。
歓声が湧き上がり、俺達は歓迎でもされているのかと眼を疑う。
"さあ、楽しいゲームの始まりですよ..."
そう言って声は途切れた。
ヒュッ!!
前から、かなりの数の針がこちらへ飛んでくる。
「・・・」
カンカンカンカン!!
針は、イワンの小さな鉄板の様なもので全て床にへと落ちる。
「イワン・・・それは何だ?」
柊がイワンにその鉄板の様な物の事を訊く。
「ん・・・ これは特別製のミニアーマーだ」
「説明するのも長くなる さぁ行こうか」
そして俺達は前へと進んだ。
地獄へと 一歩 一歩。
第一章完結
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