ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 90度の角度で銃を構え、撃つ。【オリキャラ募集】 ( No.41 )
日時: 2010/10/14 20:50
名前: (V)・∀・(V) ◆RMw3.cMGUE (ID: dBCG1FA1)

コツ・・・コツ・・・・・・

茶色いレンガ一本道に響き渡る靴が地面に当たる音。
その音を、最後に 俺達の命は地獄へと墜ちて行く。
あの"刺客達"のせいで 
一歩...一歩... イワン先頭に前へと歩き続ける。
柊は右で日本刀を構え、蓑山は左で銃を構える。
後ろの俺は、霧生と一緒に後ろ歩きしながら前へと進む。

「・・・何故・・・」

目の前の大きな柵。
そして周りの歓声。
歓迎でもされているのか?
歓迎される程、俺達は特別なのか?

「・・・一つ訊こうか モニターの男よ」

ザザ・・・ザ・・・

"はい? なんですか?"

「お前は、俺たちを生かすつもりで呼んだのか?」
「それとも、殺すつもりで呼んだのか?」

"・・・愚問ですね 貴方達は自分本来の力でこれから先の運命を左右するんですよ。"


"本来の力を発揮できなければ死んでしまう"

"しかし...発揮できれば見事生ける事は出来るでしょう"


"貴方達次第ですよ・・・"


ザザザ・・・


「・・・・・・・・・・!?」






眼を疑う光景。


それは_______________

一人の女性の姿。

一人の女性が、十字架に括り付けられ 手、足、顔に鎖をつけ動けなくされている。


柵 コロシアムの中心で。

「・・・・う・・・た・・・す・・・けて」

その女性は、必死に茂垣ながら声を漏らす。


「わ・た・・しは・・・黒田・・・菜緒・・・子・・」


「・・・す・・・け・・・」


ヒュッ

素早い動きで、黒田の顔に何かがぶつかる。

「ヒューマンハンター!?」

「・・・黒田の存在価値皆無 抹殺準備」

そして、ヒューマン・ハンターは銃を黒田の顔目掛け構えた。


「THE・END............だ」


ダーン!!