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その言葉を最後に、俺は地面へと倒れた

何も見えず、男の足が動いている様子を眺めているばかり

視点も外れ、意識が遠のいてゆく


ガシャァッ!!


ドガァン!!

途轍もない摩擦音

爆発も起きたのかもしれない

でも———もう関係無い。

夢を見ていたのは俺だけだった。
勝てる　勝てると思い込んでいた



「開いたぞッ!!」

歓喜に塗れる霧生達の声

俺は、地面に足を置き 時間を掛けながらも立ち上がった


新たなる光を追い求めて———



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ここは大規模な都会

第三次戦争の影響を受けた筈

そしてまた、復活しているのが


この街　新宿だ

復活させたのは生存者達

どいつもこいつも、厳つい男ばかり

むさ苦しい状況に佇む紅一点の女

その名を呼ぶ者はもうとっくに居ない

誰もその存在を忘れてしまったからだ

数ヶ月前までは、男達を凌駕する存在だった。

謎の失踪から一ヶ月　


誰も存在を忘れ、酒に溺れて行った

そして、その存在が再び帰ってくる

神秘に満ちた力を得て、再び


月光に光る人の影。

体つきは小さく、見たところ女性だ

「どけ・・・・目障りだ　死にたくないなら１０秒以内に失せろ」

そして、その毒舌ぶり


琴乃は、再び新宿に舞い降りた


堕天使の様に

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