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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 椿原小学校探偵部、始動【第3話執筆中】 ( No.85 )
- 日時: 2010/11/17 18:56
- 名前: 星都 ◆U9Gr/x.8rg (ID: PWqPGq9p)
「それで?かなたはなんて言おうとしたの?」
床に倒れているかなたを尻目に、乙葉は愛花に視線を戻した。
「別に。何でもない」
ぶっきらぼうに言うと、かなたをまたいで自分の席に座った。
「……同情しますよ」
秀二は哀れな目でかなたを見ると、そっと溜息をついた。
「じゃあ恥ずかしがってる愛花の代わりに言うと———」
「かなたと同じ目に遭わせましょうか?」
「…………」
愛花の氷点下の目で睨まれても、耶麻はにはは、と笑うと構わずに続けた。
「まぁそれは置いておこう。
じゃあその青山佐那ちゃんの家に行こうか。警察が出入りしているんだったら、
僕の知り合いの刑事さんが居るかもしれないしね」
「ふうん。何はともあれ、本物の刑事さんに会えるんだ!!」
「あや、アイドルに会いに行くんじゃないんですのよ?」
「分かってるって!!」
「刑事さんですか…楽しみですね」
各々が感想漏らしている中、愛花だけは何とも言えないような顔をしていた。
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