ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: そこで勝手に死んでろ ( No.1 )
日時: 2010/10/17 15:29
名前: 月兎 (ID: dD1ACbVH)


生まれながらに持つ力。

それは、人とは違う天才か。それとも化物か。


そんな者を見て、人は憧れを持った。



生まれながらに持つそれは、果たして


天才的な運動神経か

超能力か

魔法か

それとも違うものか。

もはや何なのかはわからない。


だが、時代はその「憧れ」という考えすら抹消する。





科学者たちにより研究されたそれは、後に
               アンドロイド
人知を超えた、造られし者《人造人間》と、もはや「人」ではないと、言った。

《人造人間》と呼ばれる《人》が現れ、世界に広まって、それから少したった頃。



《人造人間》という言葉は、本物になってしまった。



世界では《人造人間》の研究が始まり、そして日本では。
人を新しく造り直す《人造人間》の研究を始めた。


そして力を持って生まれた、《人造人間》は姿を暗まし。


日本では力を持って生まれなかった者を生まれた後に
造るという方法で《人造人間》を選ばれし者達で実験した。



だが、それには大きな代償が合った。


ある者は身体の一部を奪われ、

ある者は忘れ、

ある者は感情を失くし、

そして。


ある者は記憶を失くした。



そんな《人造人間》という選ばれし者達は数を増やし、そして世界に見放された。


見放された者は、力を自由に使い、そしてその力を使い自らの。相手の命を削りあった。


それを、《人造人間》は呼ぶ。



××と______