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Re: 神の能力者 ( No.12 )
日時: 2010/10/31 14:37
名前: メゾ (ID: 8.g3rq.8)

第七話  「日常」

トレアはコルルに話した。そして真剣なまなざしで
「月の騎士を倒すには、特殊能力者の力が必要なの。力をかしてくれない?」
と言った。
「別にいいけど」
コルルが答えた。その答えを聞いた瞬間
「本当?ありがとう!!」
にこっと太陽のようなまぶしい笑顔で言った。そして
「あなたの処分は私の仲間になること」
と言った。「あ、ここじゃなんだし、私の部屋に行こう!!」
「ああ」
コルルも答え、二人は部屋を出て行った。

*

「ここが私の部屋だよ」
トレアはコルルを招き入れた。二人は向かいあってソファーの座る。
「さっそくなんだけど、明日からコルル私と同じ学校行くことになったから」
「え?!」
小さく叫んだ。そして「なんで?」と聞いた。
「だって、いろいろ学ばないといけないと思うし、いつ月の騎士が来るか分かんないから、いつも近くにいたほうがいいと思って」
にこにこしながら答える。
「あっ。あと、私学校じゃクロア・バストローネって名前だから、まちがえないようにしてね」
それから、トレアとコルルはこれからのことをいろいろ話あった。

次の日—
「コルルー。学校行くよー」
トレアはコルルの部屋のドアの前にいた。昨日、コルルはスーヴァン帝の一室を借りて寝ていた。
ガチャ
ドアが開いた。制服を着たコルルが出てきた。
二人は車で学校に行った。いつもは歩いて行くのだが、ミュリに会うとやっかいなことになりそうなのでトレアはやめた。

*

「えー。新しく転入生が入ってきました。自己紹介をお願いします」
担任が言った。
「コルル・フェマーレです。よろしく」
数人の女子が騒ぐ。それを見たミュリはトレアに
「人気者になるかもね」
と、小声で言った。「ではコルル、好きなところに座って」コルルはトレアの隣に座った。数人の女子がまた騒ぐ。ミュリが
「友達?」
と聞いてきた。
「まあ、そんなカンジ」
と笑った。
次の時間は理科だった。理科室に行こうとしたとき
「理科室って、どこにあるんだ?」
と、コルルが聞いてきた。ああ、と言って
「いっしょ行こうか。いいよねミュリ」
うん、とミュリはうなずいた。


*後書き*
どうも〜!!な〜んか今度は長いような…
ま、それはおいといて、ついにコルル君が学校に通います!!  イエイ^^!!
これからはトレアちゃんとコルル君がほとんどです。
ま、ちょこちょこ他の人出します。 はい。
また今日もヒマなんですよぉ〜
あ、でも今日はそんなに書く元気ないので、このぐらいにしときたいと思います。
第七話、最後まで読んでくださり、ありがとうございました!!
これからもよろしくおねがいします。
            メゾ