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Re: 狂人の遊び  ( No.103 )
日時: 2010/12/10 21:57
名前: 月夜の救世主 ◆WABCAFs6Hg (ID: 07JeHVNw)
参照: PS3を購入したお父さん

第39話「エピカの男」

銃声は一気に争いを止める。
銃声のした方に魔物共々、黒薙たちも見る。
紅賀崎は撃たれたかと思いきや、ピンピンしている。

「残念でしたわねぇ。弾のほうは私の狂音で粉々ですわー。」

すると拳銃を持った男は銃をしまう。

「だろうと思ったよ。君は只者じゃないと思ってた。」

男は黒薙たちの近くに駆け寄る。
黒薙はバッと武器を構える。
すると男は手を正面に出し、にこりと笑う。

「大丈夫。僕は君方の見方だから。その前に。」

紅賀崎の足元から炎が出てくる。
紅賀崎は焦る。

「怖いかい?死にたくないなら撤退するがいいさ。」

すると紅賀崎は今までおしとやかの顔だったのが
鬼のような表情になる。

「あなた・・・!!私をナメてもらっては困りますの!!!覚えてらっしゃい、また私が来た時にあなたの命はないと思ってちょうだい!!」

そういい残すと紅賀崎は瞬間移動し、消える。
それと同時に魔物たちも消えた。
男は口を開ける。

「僕はルィン・カフィル・ローゼッタ。神の使いをしている。この世界で黒と白の戦争の危機らしいな。僕は神に言われて助太刀に来た。」

黒薙は「ほう」と言いながら腕組みをする。

「じゃあ、アンタも善の戦士かい。ってことはあと4人か・・・。」

「そのようだな。さて、行こう。ここで立ち止まっていてはまた襲われるからな。」


仲間収拾----------残り4人