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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 狂人の遊び 過去へ“終焉”の知らせを放つ刻 ( No.243 )
- 日時: 2011/01/21 21:57
- 名前: 月夜の救世主 ◆WABCAFs6Hg (ID: 07JeHVNw)
- 参照: http://ameblo.jp/pokemon19/
第105話「爆破で散れ」
「流石、NO.1だ。強いな。」
「あんたこそ。僕の爆破食らったのに、ピンピンしてるやん!」
将軍と将軍がぶつかり合う。
黒の刺客NO.1、高木 翔真は悪魔のような人間。
その者自体の存在が恐怖である。
一方、白軍の将軍、浅村 零は冷静な判断力に優れ、いつでも冷静に行動でき、炎を操ることが出来る青年である。
どちらも手ごわく、互角。
長期戦になるはずが、もうとっくにボロボロだった。
「なぁ、浅村君。僕って怖い?」
「・・・どういう意味だ?」
「いや、なんでもないんよ。」
そういってまた、広範囲に爆破させる。
少しでも動けば、爆発。まるで地雷だ。
相手は超能力爆破といって、いつでもどこでも爆破させることが出来る。空だって爆破させることが出来るため、周りは地雷だけしかないのだ。だが、爆破する前に・・・
ドーーーーーーーンッ
逃げればいい。
零は、速さを追求し、たった5分で完ぺきな速さを見つけ出した。
そう、頭脳も尋常じゃなかった。
「ああぁ、やりはんねぇ。流石やわ。」
「そりゃ、どうも。」
高木はまた、爆破を発動させる。
零は笑いながら避ける。
高木はふとその零の顔にやった。
「何笑ってはるん。気味悪い子やな。」
「それはすまなかった。」
高木ははぁとため息をつきながら大量に爆破させた。
零の目がきらりと光る。
(今だ------------!)
手をバッと広げ、その手を高木に向けた。
そうすると、爆破した炎が全て高木に襲い掛かった。
「うわあああああっ!?なにしはった・・・ぐはぁ!!」
「すまんな、言っておけばよかったかもしれないな。」
高木の背中を刀で斬った。血が噴出し、眼鏡が落ちる。
高木は四つんばいになり、荒い息を吹く。
零の勝利が見えた。
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