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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 狂人の遊び オリキャラ募集中! ( No.72 )
- 日時: 2010/11/29 13:16
- 名前: 月夜の救世主 ◆WABCAFs6Hg (ID: 07JeHVNw)
- 参照: 今日は振り替え休日だぁー!
第25話「魔の森」
薄暗い森に、レアリスとアスター、三木が歩く。
草を踏む、足音と何かの泣き声しか聞こえない。
ハッキリ言って不気味だった。
とにかく早く出ることを胸に、我武者羅に突き進む。
すると、三木は地面に白いものを見つけた。
その臭いを嗅ぐ、アスター。
すると、ピンッと耳を立てた。
「これは・・・人骨だ。」
「じ、人骨ぅぅ!?」
「ここだけじゃない、他にもいっぱい。」
周りを見ると、確かに人骨のような物が埋まってある
レアリスは人骨にしゃがみ、手を合わせる。
ということは、ここはとてつもない何かがあるに違いない。人間を食い荒らしている。
しかも、さっきは鮮やかな森だったのにいつの間にか気味の悪い森になっていた。
三木はレアリスに言う。
「ねぇ、レアリス。もう一度、星に聞いてみて。」
「わかったわ。」
レアリスは目を瞑る。
しばらく経ち、目を開ける。
「ここは、魔の森。わたしたちが歩いてる間に偶然ここに来ちゃったわけ。」
「えぇ・・・。」
「それに、ここはいろいろな魔物が住んでて、人間が大好物なの。最近、その魔物たちを操る親玉も現れたらしいよ。」
すると、茂みからガサガサと音がする。
アスターは直ぐに察知し、威嚇する。
レアリスと三木も各々の武器を出し、構える。
すると、奇妙な鳴き声を放ち魔物が出てくる。
10体いるようだ。
「ええぃ!!」
三木は刀を降り下げ、1体の魔物を真っ二つにする。
レアリスは少し離れ、連続魔法を唱える。
魔法は魔物たちに見事当たり、圧倒していく。
「すっごーい!レアリスー!一気に5体倒すなんて!」
「そんな・・・。彩佳ちゃんだってすごいよ。」
そう言って、顔を赤くするレアリス。
最後の1体の首を噛み千切る、アスター。
これで全体倒した。
これで安心か、と思ったその時
森の奥から、地響きと雄たけびが聞こえた。
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