ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 黒い狂気 ( No.6 )
日時: 2010/11/03 15:42
名前: 真猫 ◆s.JL6GdGgs (ID: OROHjpgn)


—2ヶ月後—

冬、私はお母さんに起こされ目を覚ました
「寒っ!」
私はもう一度毛布に潜りこむ、しかしそうするとお母さんがうるさいからしょうがなく起きることにした
そう今日は学校の登校日、学校は基本的に嫌いだから足取りが重い
寝癖を付けたままリビングに顔を出すとお兄ちゃんに「ちゃんと直してこいよ、みっともない」と言われ洗便所へ向かう
ごく普通の日常だ

朝ごはんを済ますとジャンバーをはおりランドセルを背負い学校に向かう

でも今日はすごく学校に行きたくないわけでもなかった
なぜなら今日は席替えの日だったからだ

私はいつも一緒に登校している友実ちゃんと合流して雑談をする、話題はやっぱり席替えの事だった
実は今までに友実ちゃんと一緒に班になれたことがなかった
いつもくじ引きで席を決めるから一緒に班になかなかなれなかったのだ
でも今回は違くてまず女子三人、男子三人でグループを作ってそのどこかがくっつくというお見合いみたいのものだ
もちろん友実ちゃんとなるつもりだ

学校も嫌なことだらけではないということだ