ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 炯々とした太陽は黒く染まる オリキャラ募集中 ( No.8 )
日時: 2010/11/03 08:56
名前: 黎龍 ◆RMw3.cMGUE (ID: dBCG1FA1)
参照: http://plaza.rakuten.co.jp/k2naduki0623/diary/201010300000/

第二話 [人々の足音は破滅への導き]


あの背の高い男は何者なのだろうか
好奇心をそそる…いや、言い方が悪い。
何かを突き止めなければいけない。 
そういう心になっているのだろう。

晦冥な街に佇む俺の姿。

まったく忌々しい。

          フッ

 急に眩暈がした。
 立ち眩み フラフラしてマトモにいれない。


「あっ……」

ドサッ..

よろけて倒れた俺の体は床にへと落ちる。
動けない。 動けないのだ。

周りの草木が萎れた そんな気がした。

俺の体は何の動作も見せず、ただ床にへばり付いている。




何かが、何かが


俺の体から消えたような気がした


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「———なにをするんだ?」

とある温度の低い地下室に佇む二人の人の姿。

一人は背の高い男。

もう一人は…誰だろう。














「雪川 お前の出番が必要だ この街は崩壊する。」