ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: Are You OK? ( No.40 )
- 日時: 2010/12/19 16:45
- 名前: ポアロン (ID: rb3ZQ5pX)
- 参照: ポアロン・ポーちゃん・ポアetc.あだ名で呼んでくれる人感激!
ダークネス・デッドパーソンタウンとある屋敷
「あーもう、何なのよ!?ハニーの馬鹿!!何でいないのよ」
イライラ混じりにソファのクッションを殴るフレイブル。
その部屋———フレイブルの部屋は、部屋、と呼ぶには少し大きすぎる。全体的に壁、床共に茶色で、小窓に付くカーテンはお城に有りそうなものを思わせる程。何より全てが高級品っぽいのだ。
「ハニーを探してるなんて、可愛いお悩みね、フレイブル」
「!?」
声のしたほうを振り向く。
ピンク色の艶がある、腰までの髪を揺らして、赤い何かが染み付いた黒い短いドレスを着ている女が現れた。
「エリィじゃない!久し振りね。……ていうか…その服、どうしたの?」
「服?あぁ、人間界の…そう、アメリカでね、仕事こなしてて」
———あぁ、血か。
———アレ?でも、おかしいわね。
———王が、エリィに仕事を渡すなんて。
「ねぇエリィ」
1つだけ、気になることがある、という感じでエリィに訊くフレイブル。
「王がエリィに渡す程危険な仕事って何?」
“王”という言葉が出てきて一瞬体を震わせるエリィ。しかしきちんと答えてくれる。
「別に危険ってものじゃないわよ。
ただそうね…しいて言うなら、
グロッキー
かしらね」
☆★
———あぁもう、どうすればいいんだろう?
———何をしたらいいんだ?
———誰に訊けばいいんだ?
———アクロを手に入れる為には、どうすればいいんだよ。
———オレは彼女を独り占めしたいけど
———彼女の苦しむ姿とか、悲しむ姿とか、見たくない。
———いっそのこと、嫌いになれたら、なんて
———思ってなくも、無い
ベッドに寝転がりながら考え事する夜の11時。スベイクはただただ考えていた。
彼女が、アクロマニュムがどうすれば自分を見てくれるかと。
どうすれば自分の気持ちを受け取ってくれるのだろうかと。
複雑な気持ちが交差して、
いっそのことアクロマニュムを消してしまえばいいんじゃないかとも、思ってしまうようになるほど。
発 狂 し て い た 。
もういっその事、壊して壊して壊して壊して壊して壊して壊して壊して壊して壊して壊して壊して壊して愛して愛して愛して愛して愛して愛して愛して愛して愛して愛して愛して愛して壊して愛して壊して愛して壊して壊して壊して壊して愛して愛して壊して愛して壊して壊して--------------------------------------
「本当の“愛”」って、何?100文字以内で教えてよ
byスベイク