ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: Are You OK? ( No.53 )
日時: 2010/12/23 12:21
名前: ポアロン (ID: rb3ZQ5pX)

「そういう意味じゃないわよ。バカじゃないの?」

———バカですが何か。
反論は心の中でするハニー。
それから場を逃れるかのように、

「うんじゃ、藍バトンタッチ」
「おっけ〜」

———何から何までうざったい奴ね。
———後で蹴り倒してあの顔を踏みつけて最終的には私の椅子になって貰おうかしら。

そんなドS発言は控え、藍に向き直るエリィとその他3人。

「昨日の…人間界では昼頃だったかな?歩いてたらさ、偶然黒い穴を見つけたんだ〜。昔っから研究してた、妖精界へと繋がる穴を。
でね、自分で言うのも何だけど、俺好奇心旺盛だからさ、穴の中に飛び込んだんだよね。
で、気が付いたらもうそこは妖精界だったってわけで」

1段落着いたくらいに、エリィが口を挟む。
「色々ツッコミどころはあるけれど、まず気になることが1つあるの。
研究って何を研究してたの?」

皆もそれが訊きたかったのであろう、真剣な目つきで藍を見る。
「ん〜と、俺の兄ちゃんが妖精を研究しててね。それの手伝いで、俺は穴に付いて調べてたってわけ!」
そう言ってから、ポケットから何かを取り出す藍。

「ほらこの、『Y○HOO!』の『検索』っていうところに、『妖精』って打つと出てくるんだよ」
妖精界では見られることの出来ぬパーソナルコンピューター、略してパソコン、もっと略してPCをハニー達妖精に見せる藍。

「え、何でこんなものが……?」
絶対見られてない筈なのに、という顔で言うフレイブル。

「まぁつまりさ〜、


人間に出来ない事は無いってことかな〜」

















アタシは別に怖くなんかないわよ!!?
byフレイブル