ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: Are You OK? ( No.6 )
日時: 2010/12/16 23:23
名前: ポアロン (ID: rb3ZQ5pX)

あー、やっぱ私文才無いなぁ…。
それでも書きます!←





                           第三話『銃声』
「起きてスベイク。いつまで寝ているの」
「んー…あと3ふ———って、アクロ?!何故此処に?」

『アクロ』と呼ばれた少女は、寝転がっている少年から布団を引き剥がしながら、

「クロスに呼ばれたから」

そう言った。



                           ★☆



「あっ、やっと来た〜。もうスベイク、夜更かしなんてしてるからアクロマニュムに迷惑掛けちゃうことになるんだよ?」
「別に私は平気」

近くにあるパイプ椅子に腰掛けながら言うアクロマニュム。それからクロスの方をちらりと見、

「ダークネス・デッドパーソンタウンについて調べて来たんでしょう、それの説明を」
そう淡々と告げる。
「うん、そのことなんだけどね…」
突然申し訳なさそうにクロスが言った。

「雷が怖くてできなかったの」

そんなヘタレ発言を。

「クロスおまちょ…だからオレが一緒に行くって言っ
ただろうがよ」
「でもクロスに断られて素直に引き下がったあなたもどうかと思う」
「はい、すみませんでした」

そしてしばらく沈黙がながれる。

その沈黙を、切り裂くように、悲鳴が聞こえる。

「ッ?!だ、誰ですか……
———え…ハニー…さん?」
「うん、どーも」
クロスにぶっきらぼうながらも、挨拶を返すハニーという、黒妖精。そんな2人を当然ながら黙って見過ごすことはなく———

「クロス、てめ、いつの間にスパイになったんだ、あぁ?歯ぁ食い縛れよ…?」
「あなたは唯一信じれる妖精だった」

「ちょ、ちょっと待って2人共、わたしが敵にまわったこと前提で話を進めちゃ嫌だよ。
えっと、ハニーさんは昨日知り合ったの。
そ、それでハニーさん、何の用じ———」

『パァンッ…』

銃声、火薬の臭い。そして、地面に崩れ落ちるクロスの姿。脇腹からは血がどくどくと流れ出している。
「ぅ、くぅッ…」

大きな悲鳴を上げないのは近所迷惑になるのを防ぐ為なのだろう、顔を歪め、小さな悲鳴を上げ続けている。

「…あぁ、『何で自分のこと撃ったんだろう』って顔してるね。
昨日、キミと一緒にいたじゃん、雷鳴り終わるまで?でもその所為でさ、『仕事』が出来なかったんだよねぇ。で、昨日そのこと———『仕事』が出来なかった理由を相方に説明したら『そいつを殺して来い』って指令が出たんだ。だからさ———悪く思わないでよ?
ていうか黒妖精が白妖精を殺すことぐらい、日常茶飯事のことなんだから。恨むなら自分が白妖精に生まれたことを恨みなよ———。
………じゃぁね、クロス———」

『パンッ!!!』











 アクロマニュムに近付いた奴は、耳と鼻を削ぎ取って、目玉をくり抜いて潰して、指の爪を剥いで、脳味噌をグチャグチャにすり潰して、臓器を全部取り出して、それを刻んで刻んで刻んで刻んで刻みまくって口の中に入れて、それから焼いてやる!!
byスベイク