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1-13「背徳の塔」

「さて……」

死体がゴロゴロと転がる塔。

桜姫の死体から目玉をくり抜き、口の中に入れる。

クロウの死体は顔だけでなく、身体までも叩き潰された。

奈央の死体は心臓が抉りだされ、その心臓は手に握られていた。

舞華の死体の胸は抉られ、目玉を詰め込まれた。

暁の死体は、腹に直径10㎝ほどの穴が開けられ、肉を抉られていた。

ロウザの死体は、両足、両手がなく、胴体だけになっていた。

圭介、美南の死体はもう腐りかけていた。

幸直の死体は首を切り落とされ、腹に穴をあけられ、その腹の穴の中に首があった。

いつの日か姿を消した風月 春は、逃げようとして塔から投身自殺を図ったらしい。

「次は新しい主役を用意してある」

ま　だ　ま　だ　舞　台　は　終　わ　ら　な　い

-E　N　D-