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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: -×-×-大脱出-×-×- ( No.3 )
- 日時: 2010/11/08 19:56
- 名前: 黎龍 ◆YYYYYYYYYY (ID: dBCG1FA1)
- 参照: http://plaza.rakuten.co.jp/k2naduki0623/diary/201010300000/
小屋の中に入ると、一人のドイツ軍兵士が、俺達の前に座り込む
俺達は、隠れてその兵士の名を[ラクーン(アライグマ)]と呼んだ。
顔は丸く、体は図太い 動きは遅い。
まさにうってつけだ。
「きさまら! ここの収容所は甘くないぞ! いつでも兵士がお前らを殺そうと待ってるんだ!! 反発的な態度をとったものは即射殺! わかったな!」
ラクーンは、怒鳴り声を上げ、小屋全体に響き渡る声を出した。
とても五月蝿い 今すぐ黙ってほしかった。
「…わかったな!」
少し間を置いて、ラクーンは小屋から出て行った。
「おいデビット アイツは何だ?」
俺に話しかけてきたのは、マイケル ジョーデンズという金髪で若々しい男。
「ああ…しらねえよ ただわかる事は、あいつは高い地位じゃねえな 服装からわかる しかし...星がなかったな 特殊な部類なのか?」
少し間を開けて、マイケルから返事が来た。
「着目する所が凄いな …流石だよ。」
「…そうか。」
こいつらとは、良い酒が飲めそうだ。
気が合うよ。
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