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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 〜学園能力戦争〜 ( No.3 )
- 日時: 2010/11/10 16:50
- 名前: メルー (ID: fxv10OAR)
【プロローグ Ⅱ】
島にある3つの学校。
そのうちの小学校では自分の能力について十分に学習する。
だが 能力を実際に使うのは許されていない。
許されるのは中学に入ってから。
中学に入って許された後は少しずつ練習を積んでその能力を強化する。
そして 高校の入学にはその鍛えた能力を試験官に実際に見せて合否が決まる。
合格したらクラスの割り振りは試験官の評価が高い順になる。
高い順に上げれば『S』『A』『B』『C』『D』の5クラス。
だが、このクラス振り分けは入学当初の時だけの話。
入学したらクラスなんて自分の力でどうにでもなる。
つまりは 高校には 下克上 が存在するのだ。
あるクラスの生徒は自分より上のクラスの誰かに勝負を挑み 自分の能力で闘う。
そして もし勝てば相手のクラスと自分のクラスを入れ替える事が出来る。
だが負けた場合は 一つ下のクラスに落ちる。
では『D』クラスで負けた場合はどうなるのか?
その場合は一ヶ月の間 自分の能力の行使が出来なくなる。
もし 使おうとするなら退学処分。
なら 何の為に上のクラスを目指すのか?
上のクラスにいれば狙われる機会も増える。
それに 自分より下のクラスに戦いを挑んでも利益なんて一切無い。
それでも 生徒は上を目指す。
理由としては上のクラスの者は学校内で色々な権限が与えられる為。
もちろん それだけでは無いが大半の理由はその為。
—— さて 前置きが長くなったが……
貴方がもしこの高校に入学したら
下のクラスで安全に過ごす?
それとも…
危険を顧(かえり)みずに
高校の頂点を目指す? ——
俺?
俺はもちろん
頂点を目指す
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