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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 幻想東光夢郷 ( No.3 )
- 日時: 2010/11/10 15:21
- 名前: 黎龍 ◆YYYYYYYYYY (ID: dBCG1FA1)
- 参照: http://plaza.rakuten.co.jp/k2naduki0623/diary/201010300000/
第一章 [捩れた穴を見たら速攻で逃げろ]
夏もそろそろ終わる頃...
ミーンミーン…
蝉が五月蝿く鳴き出す季節ももう終わり。
そんな中、俺は途轍もなく憂鬱だった。
「あー…眠い。」
俺はとある高校の二年生。
口癖は「眠い」
授業中にも、寝てたりしている。
休み時間は屋上で昼寝。
そんな俺が、最近思った事はこれだ。
---ゲームでよくみる異世界へ行きたい---
厨二病だと思われても仕方ない思想だな。
でも誰でもゲームを遊んだ事があるなら、思う事だろう。
例えば、RPGだ。
剣、盾を装備して、旅に出たいと思うのは少年の思うことBEST3には絶対入るだろう。
俺は立派な高校二年生。
これを少年といったら、指を指され大爆笑するのが落ちだ。
という事で、今から友人に死亡フラグを建ててきたいと思う。
俺が思うのは、「死ぬ死ぬ」言ってる奴が死なない
これはまさに[不死鳥フラグ]だろう。
心底自分にウンザリした所で、友人の姿をターゲットに大出力で走る。
友人の近くに到着して、右手に死亡フラグを抱え、一言
「俺…高校生活が終わったら、旅に出るんだ…」
友人はポカーンとして、俺を一分程見つめた。
眼は点の様に、まさに開いた口が塞がらない状態。
そして友人はこう切り出した。
「あっ…ああ がんばれよ!! うん...!」
異常なまでの動揺を必死に隠しながら、そういった
そして俺は家にへと走り出した。
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