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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: ネット友達。√参照300超.キャラ絵up! ( No.81 )
- 日時: 2011/04/16 16:26
- 名前: りこ。 ◆DPvZRJ5eF2 (ID: C0UsoifF)
- 参照: http://www3.atpaint.jp/kakiko/src/kakiko1293274720426.png
[][〉27
これまでに、葵が失った(傷ついた)ものは、葵の脚……。次に犠牲になるのは……
「 次はどぉしよかぁ… 」
@はPCの画面の前でニヤニヤしていた。そしていきなり立ち上がり、
「 そうだ……次は… 」
と不気味に呟いた。
葵は、警察署にいた。事情を警察に聞かれていたのだった。
「 葵、何か言いなさいよ… 」
「 … 」
葵の母が問いかけるが答えようとしない葵。
「 葵さん、あなたの友人はどこにいるんですか?いつまで一緒だったんですか? 」
「 友達はどこにいるのか分かりません、いつまで一緒だったかは忘れました 」
「 ……… 」
警察の人は、葵にも分かるようなため息をついて、葵の肩をきつく掴んで言った。
「 葵さん、少しだけでいいので…! 」
「 ……気づいたらいなかった。それだけです 」
「 …気づいたらって…… 」
葵は答えない意思を貫いていた。そしてそのまま時間は過ぎて、一旦葵は家に戻った。
葵は母親に叱られた。
「 葵、知ってるんでしょう?明日は必ずいいなさい! 」
「 知らない。気づいたらいなかったんだって 」
「 葵いい加減にしなさい! 」
「 気づいたらいなかったっつってんじゃん! 」
「 ……葵… 」
葵はつい怒鳴ってしまった。
「 本当にいなかったんだってば、何回も言わせないで 」
葵は自分の部屋へ入っていった。
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