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　葵は詠未にメールをした。
　【　詠未、ニュース見た？うちの学校が全焼でその犯人が＠の仲間の仕業だって…　】
　すると1分程度でメールが返ってきた。
　【　ええ、知っているわ。掲示板の鎖のようね。　】
　(　詠未、その事知ってるんだ…　)
　葵はどうしようもできなかった。ただ、「死」が来るのをジッと待つだけしかなかった。
　葵の頭には学校の事、＠の事、梨螺の事でいっぱいだった。葵は何をしたらいいのか分からなく、自分に苛立っていた。
　「　あぁ〜…もうっ……どうしたらいいのっ！　」
　葵はそのまま頭を抱えて悩んでいた。その頃＠は考えていた。次は誰を殺すかを……。もちろん、葵は知る由もない。そして＠は動き出した。葵の家へ向かっていた。
　葵はショックで何も動けず、家に母はいない。そして父親も母をなくしたショックで寝たきり。簡潔に言うと、家族が崩壊していた。しかし＠はもっと崩壊させようとしていた。
　そう……
　"　父親を殺す　"