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>>37の続き 午前8時半
アルカナシティ研究所 残り61時間30分

「何だと！大丈夫か！」
モラドが慌てた声で無線に向かって話す。
「どうしたんだモラドそんなに慌てて」
リシャールが落ち着いた声で問いかけた。
だか内心リシャールはかなり焦ってたなぜならリシャールは
ここまで焦っているモラドを見たことがないからだ。
「リシャール！メルカバが襲われた！」
焦った声でモラドが口を開く
「何！それで状況は」
メルカバが襲われたと聞いてリシャールのはさらに焦った口調になった。
「襲われたのは1時間半前、機体は無事だ！」
機体は無事、その知らせを聞きリシャールは心の中でホッとしていた。
「それでメルカバは今どうしてる」
再びリシャールが口を開く
その口調は心無しか先ほどより落ち着いていた。
「メルカバは今アルテリアに退避している途中だあと30分で着く」
モラドが答える。
「そうかそれでメルカバは迎えに来れそうか」
リシャールが三度質問する。
「恐らく無理だろう」
やはりか、リシャールが心の中でそう思った。

いろいろな都合でこの話は続きます。
by作者