「………まぁ、茉梨を1発お見舞い出来たしな。いいや、今日は餓鬼共のパレードに免じて許してやるよ」———良かったな俺。———お前は好かれてるみたいだぞ。(———僕は別に僕のことが嫌いなわけじゃないよ?)どさっという音がして。雪の上に、祐樹は崩れるようにして倒れた。