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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: shake、 ( No.2 )
- 日時: 2010/11/21 12:35
- 名前: ヒナノⅢ (ID: ADUOsQyB)
- 参照: episode2 「不気味なピエロ」
梨香「…誰…」
友達が少ない私にメールが来るなんて何年振りだろう——
私は少しドキドキしながらケータイを開いた。
梨香「ん・・・」
残念ながら数少ない友達からでなく、
アルバイトしてみませんか??っていうメールであった
『このアルバイトは簡単なことをするだけで数十万円稼ぐことが出来ます。詳しくは⇒
数十万円!?嘘くさ…
でももし本当なら…
財布のなかを思いだしてしまった。
梨香(まあ…)チラ…
『数十万円稼ぐことが出来ます。』
梨香(…暇だし、サイトぐらいなら見てみるか…)
その時、サイトを見て怪しいならすぐやめると、軽い気持ちでサイトのURLを押した。
一瞬画面が真っ白になり、それから真っ黒の画面が出てきた。
その上に白い文字で、『ようこそ』とだけ出てきた。
梨香「・・・」
しばらく経っても動きが無いので『ようこそ』の下の
『shake』という文字を押してみた。
するとパッと画面が変わり、色々と文字が浮き出てきた。
梨香「何これー」
黒い画面の右端にはカラフルな衣装を着たピエロが不気味な表情で笑っている。
梨香「なんか気持ち悪いな……」
小さいころからあんまりピエロにはいい印象を持たなかった。
よく見ると、ピエロは手に何かを持っていた。
梨香「ん??コレ・・・って・・・」
ピエロの目は真っ赤にじゅうけつしていて、そして
ピエロが持っているのは血がついたナイフだった。
梨香「イヤ!」
ピッ!!!
私はケータイの電源ボタンを押して電源ごと切った。
ケータイを放り出してベットにもぐりこんだ。
————————————shake—————————
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