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　　　　　　——深夜12:00前——

梨香「よしっ…」

公園に届けに行く郵便物はトランクで、なぜか家の前に置いてあった。
梨香「shakeの会社ってここから結構近いのかな…??」

郵便物は１日もしないうちに届いた。
サイトから応募してすぐに…??早すぎ…だと思うけど…

まいっか。

真っ暗な夜空の下で自転車を走らせた。
途中で自転車のライトがついていなかったので走りながら足で無理やりつけた。

シャ——————

小さな坂を登って、２分ちょいですぐ公園に着いた。

私は公園の柵の間から中をのぞいた。

梨香（shakeの社員まだきてないか…）

なぜか緊張していたが、２日後には15万円が届くかと思うとどきどきしてたまらなかった。

私は早歩きで噴水の前に行った。

ザ—————…

噴水の水の音が公園に響く。
ドキドキしながら腕時計を見ると、丁度12時だった。

梨香（うわー超緊張するー…）

すると後ろに一人の男が立っていた。

！

男はビッチリとスーツを着て前髪が長いし、夜ということもあって顔はよく見えなかった。

郵便物が入ったトランクをベンチの上に置いた。
すると男は素早くトランクを取ると、サッと立ち去った。