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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: さまよい続ける魂 ( No.39 )
- 日時: 2011/06/02 20:13
- 名前: サファイア (ID: wxZ0SJGK)
久しぶりです!
やっと作者の学校の試験が終わったので更新できます。
待っていてくれた方はお待たせいたしました!←いるのか?
では… 引き続きこっくりさんです!
Ⅳこっくりさんファイル2
「はぁ〜」
昨日結局終わりの儀式せずに帰っちゃったんだよね…
大丈夫かな?祟られたらどうしよう…
「葵!ってどうしたの?元気しか取り柄のない葵が暗い。」
何気にひどくない?他にもきっと取り柄はあるよ!…きっと。
「朱音聞いてよ…」
私は全部朱音に話した。
「なるほどね。そういうことなら睦路さんに相談してみたら?」
「そうだね!なんで思いつかなかったんだろう?」
そう言って私は全速力で屋上に向かった。
後ろから「行動力も取り柄か…」という朱音の小言が聞こえたが無視した。
「先輩!ネタ持ってきました。」
「何?!珍しい…」
持ってこいと言ったのはどこの誰よ…
「こっくりさんの話なんですけど…」
ピク…
「最近学校で流行ってましてネタになるのでは?と思い。」
「こっくりさんを…」
ん?
「こっくりさんをなめてんのか!!!!!」
はいぃぃぃぃ?!
「こっくりさんは神聖なる儀式だぞ?そんなもの流行ってもらっては困る!」
なんだこの怪談オタク…
「お前…」
「はいぃぃ?!」
「こっくりさんの信者を探せ。」
「どうやって?」
「積極的に誘ってくる奴だ。そいつが今回の獲物だ。」
獲物って…動物じゃないんだから。
「頼んだぞ?こっちはこっちで準備があるんだ。」
「へいへい。」
こっくりさんか…
そんなに大変なことなのかな?あまり害がなさそうだけど…
そう思いつつ葵は教室に戻って行った。
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