序章弐 いつだってアレは私を責め苛む。孤独と不毛が交じり合い、悪しき何かを生み出す。けれどそれによって世界が均整になるとするのなら私はそれに抵抗はしない。私はそれを拒絶はしない。何故か? それは全て私が望んだことだからだよ——————だから誰も、此処に来なくて良い。————————————永遠に、ね……