ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: real… ( No.5 )
日時: 2010/11/22 15:19
名前: ★ (ID: XrRR0R9A)

「お前…俺達と一緒に仕事しねー?」

「は?」

馬鹿にしてたのは何だったんだ、と思うほど真剣に聞いてくる男

それよりも…

「僕まだ13なんだけど…」

親が死んでから貯金でなんとかしてたから、
仕事があるのは嬉しい…けど…


「知ってるよ、だって俺、お前と同じ学校だもん♪」

同じ学校の…

「……名前は?」

信じ切れて無い、
同じ学校っていうのは嘘かもしれない…


「俺?俺は強炎ファミリーの惨殺班、奈織」

「奈…織…って、奈織!?」

奈織って言うのは、凄く有名なヤンキーな風紀委員長さんで…

でも、何で?

「ははっ、やっと起きた顔になった、」

「で、でも、なんで?」

「風紀を乱されたから…その分金払って貰おうかなぁ〜って、思っただけ、」

なるほど…

「良いですよ、仕事の内容は?」


一瞬笑った奈織の顔は、
意識が止まるほど、

怖かった…