ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 神選組 ( No.4 )
日時: 2010/11/23 23:33
名前: ★ (ID: kVl8fIZD)

『絶対に、姉ちゃんを幸せにする!』

「………夢か、」

「沖田ハヨ、」

「早う御座いまさぁ、」

いい夢だったような…
嫌な夢だったような…

「…客が来てるぞ、」

珍しく馨が喋った、
嬉しいことでもあったのか?

俺は客人が誰なのかを予想してみた、
よく遊んでいる餓鬼どもか、
それとも………

「しつれいします、」

一言いってから部屋に入る、
目の前にいたのは…

「姉上っ!」

沖田美鶴 俺の姉だった、

「元気そうね♪」

姉は病で道場に残してきた、
病が治るその時まで

「はい!姉上はお身体…」

「大丈夫よ、だから来んじゃない♪」

姉上はそう言って笑って見せてくれた、
上っ面の仮面で、

実際にこの姿が上っ面だけのものだと気づくのは二日も後なのだが…