ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 神選組 ( No.5 )
日時: 2010/11/23 23:40
名前: ★ (ID: kVl8fIZD)

俺は何時も通りに町を見回っていた、実質、サボっていたら
橋の下らへんから、知り合いの声が聞こえた、
声の方に行ってみるとこれまた知り合いの顔だった
一つだけ違ったのは

「だからぁ、いってんじゃん、うちには先客がいんの、あとにしてくんない?」

乱暴な口調、そして何時もは顔に出さないような殺気

周りにいたのは攘夷志士だった、
人数は5.6人
外見からして20代後半から30代後半だろう、
勿論全員男

それを相手に
あの人は…

「これで終わり?」

全員を気絶させて勝利した、
使ったのは合気道と刀、と言った所か、
でも、よく刀なんて持っていたな…

「奏ちゃん、いるんでしょ?出てらっしゃい、」

バレちゃ仕かた無い、
という風に出ていくと
刀を渡された

「どういう事です?」

刀に見覚えがあった

「奏ちゃんのでしょ?返そうと思って、」

あの人はそういうと何時も通りの上っ面の笑顔を見せてくれた

「ありがとうごぜぃやす、」

俺もそれに返すかのように上っ面の笑顔を返してやった


それから毎日のように俺の刀が消えていた