ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 神選組 ( No.6 )
日時: 2010/11/23 23:44
名前: ★ (ID: kVl8fIZD)

「奏馬、最近美鶴が出かけるようになったんだが、何処に行ってるか分かるか?」

あの事件(橋の下の事)から一週間後、土方さんが部屋にやってきた、
別に珍しいことでもない、普通にしていれば仲がいいはずだからだ、

「知りませんねぃ、何処かで男でも作ってるんじゃないんですかぃ?」

仲が良くない理由はこれで、
何時もは土方が激怒して皆を起こし
終了なんだが…

「そうか、脅されていたりはしないのだな?」

そんな感じは全くなかった、
それはきっと心から姉上を心配している証拠なんだろう、
でも俺はそれが嫌だった、

「そんな素振りは見ませんが…そうかもしれませんねぃ、」

何をしているかは知っている、
ただ言う気にはなれなかった、
言ったら何かが壊れそうだったから、

「……そうか、夜遅くに悪かったな、」

けど、壊れてしまえと同時に思った

「まぁ、男を作るというか、男を壊すのは知ってますけどねぃ、」

そう一言言うと食いつくように話を聞いてきた

だから俺は全てを言った、
橋の下ので起きた知っている事全てを

土方さんは驚いた顔をした後、
いつもは見せない笑顔になった

何を考えているかわからないけど、
我を忘れたらさいご、
蜘蛛に捕まれば、
逃げることなど
奇跡近い、
自殺行為になってしまう、