ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 謎の世界と闇の魔術 ( No.22 )
日時: 2010/11/30 18:15
名前: 黒帝 ◆ltYx4J.g3k (ID: q.GNWgNw)

次の日—

今日はビルは来ていた。
昨日と打って変わって、上機嫌だった。
しかしただあの先生とは近ずかなかった。

今日は長く感じた。
しかし気がついてみると、もう下校時刻。

はっ!と思った。
今日ビルと一緒にあの建物に行ってみるか!と
ビルとは昔からよく冒険など、謎解きなどをしていた。
ビルとなら何とかなるかも!

そう思って僕はビルにそのことを話した。
そうするとビルは、
「本当か!もちろん行くぞ!」
その後二人は声を合わせていった。
「けど—」

そういて二人は教室の窓から空を見上げた。
今日の天気はあいにくの雨。
どうするか。

ビルが口を開いた
「いこうぜ!こういう謎解きには雨があうだろ!」
・・・
「わかった行こう!」

帰り道。
ずいぶんと校庭で話してるふりをして、皆が帰るのを待った。
しかし寒かったので待つのも結構簡単なことではなかった。

「—よし!」
ビルが明るい声で言った。

「いくぞ!」
まるで動物園の檻から出してもらったかのように言った。
そして僕達は昨日来た道を走っていった。

今日もどこにあるかなぜか覚えていた。
いく途中にビルがおい!こんなところにあるのかよ!など、どこいくんだ?など言っていた。

ついてみるとビルが低い声で
「オーッ」
っと言った。
続けて
「これだな?」
といった。

僕はゆっくりとうなずいた。

うなずき終わるか終わらないうちにビルは動き出した。
まるで昨日の自分を見ているかのようだった。

最初にひじでその藁をコンコンとこずいて、硬いな。などといっていった。

最終的にビルもくぼみを見つけた。

ビルは思わずそれを押した。(なぜくぼみが元に戻っているのかわからないが・・・)

するとビルが気体に満ちた声で
「おおっ!?」
といったがやはり何もおきなかった。

しかし、そこからが昨日の僕とは違かった。
そのへこんだところを調べ始めたのだ。

その間僕は他のところを調べていた。
すると、その扉の反対側には鍵のようなものがあった。

まるで昨日も使われたかのように綺麗になっていた。
僕はなにかに、とれ!といわれたかのようにそれをバン!と音をたててとった。

ちょうどそのときだった。
「あーーー!」
反対側からビルの威勢の良い声が聞こえてきた。
僕はそちらへすぐに走って回るとビルが顔を輝かせ、僕に言った。
「ここになにか穴がある!」
指を刺しながら言った。

そこには鍵穴のようなものがあった。

いかにもなにか考えているかのようにいった。
「ここに何か指すのかな?・・・」
僕はハッときていった。

「これかな?」
そういって鍵を上に上げた。
そのとたんビルが
「これだ!」
といって鍵を取った。

ビルがそれをさっさと鍵穴にさした。

ピッタリだ。

ガチャと何かがはずれる音がした。



続く