ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 謎の世界と闇の魔術 ( No.39 )
- 日時: 2010/12/03 16:09
- 名前: 黒帝 ◆ltYx4J.g3k (ID: q.GNWgNw)
ここがどこだかわからないといっても何もしないわけにはいかない。
あの変態のすむようなおかしな小屋のせいでこんなところに来てしまったのだ。
少し歩いていると赤くて丸まった植物発見!腹が減っていたことにきずいた。
・・・
これ食えるかな・・・
ちぎってみた。
と、その瞬間。その植物の中から赤い粉がブァーッと華麗にでてきた。とてもくさくていやな感じだ・・・
食えるかな・・・
何事も経験だなぁ。よし、食べてみよう。
口をあけて食べようとしたその瞬間だった。
「おい!何してんだ。馬鹿か?そんな物食えないぞぉ。お前誰かに聞くはずだろそういう事は!」
誰かの強い声が、後ろのほうから響きわたってきた。
クルッと後ろを向いてみる———人だ。
よかった。この異郷の土地にも人もいつようだ。
「ん?—」
「んん?」
男が頭をかしげながらいった。
「誰だ?」
こっちのセリフっス
男が少々驚いたような顔&声で言った。
「もしかして、生き残りか!?」
生き残り?
続けて同じような口調で言った。
「あっちの—————地球のほうからきたのか!?」
地球の方?何をいっているんだこの人は・・・ここも地球ではないのか?それともあの人は頭が狂っているのか?
思わず恐る恐る小さな声でたずねてみた。
「あ・・あの・・・ここは地球なのでは・・・」
男は少し笑ってから告げた。
「まぁ最初に来たときは皆そんなことだよな?・・・よし。ついて来い!」
こうして得体の知れない変人に誘拐されたのだった。
男の髪は茶色と黒の混ざったような色。腕などは傷がたくさんついていて、身長は170ほど。顔はけわしくて、なんだか少し怖い顔だった。
この変人にもう一度勇気を出して聞いてみた。
「あの・・・ここはどこなんですか?で、いろいろと意味がわからないのですが・・・」
男は歩き続けながら、こっちを向いて少し笑いながら言った。
「目的地に着けばすぐわかるぞ。」
それからは何も言わなかった。
そのジャングルをぬけたら次は、地面は変わらないが湖がたくさんある土地へ出た。まさに異郷の土地だ・・・
続く