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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 謎の世界と闇の魔術 ( No.48 )
- 日時: 2010/12/04 11:41
- 名前: 黒帝 ◆ltYx4J.g3k (ID: q.GNWgNw)
- 参照: 今回は文字が少ないです
・・・
大騒ぎの後は誰もがピクリとも動かずシーンとしている。
・・・そして僕から沈黙を破ることにした。
「あの・・・意味がわかりません・・・」
それでも皆は動かない。
あの男は壁に寄りかかりいまだにニヤニヤとこちらを見ている。
するとクライヴ(だっけ?)が皆に向けていった。
「こいつは何もわかっていない。あいつのところに行く必要がある。」
「そうなのか?」
ある男が後ろの方から言った。
「おいお前、俺の腕につかまれ。」
しょうがなく腕につかまった。
次の瞬間男が“97!”と叫んで、鍵を取ったのと同じように火に包まれて、周りが灰になったかと思うと灰は消えていき、また違う場所に着いた。
そこは何かの事務所らしきところだった。
その一番奥のほうには誰かがいた。その男はこちらを向いていった。
「クライヴか?」
「はい。」
男はいったん間をおき、言った。
「知らん奴がいるという事は、言いたい事はわかる。戻れ。」
「はい。」
次の瞬間クライヴは炎に包まれ、炎が無くなった時、クライヴは消えていた。
男が手招きしながら言った。
「きなさい。」
ついに一人になった。 しょうがなくその人のほうに進んでいった。
僕がまだ男のいるところまで行く前に言った。
「君はイロイロわからないことがあると思うが、どうだ?質問したいことは?」
男の近くまで行くと、男は60歳ほどの人だとわかった。そして僕はさっきの質問に答えた。
「何もかもです。」
男はその言葉が出てくるとわかっていたかのように答えた。
「それもそうだ。まずここがどこなのか説明しよう・・・」
続く
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