ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

まとめぺえじ。 ( No.219 )
日時: 2011/08/12 10:16
名前: 朔 ◆sZ.PMZVBhw (ID: .WzLgvZO)
参照: なんか色々まとめておきましょう的な所。

【重要語句】
○鳳凰歴(ほうおうれき)
この世界での年号。現在鳳凰歴1813年。
○プラッタ(Prata)
この世界でのお金の単位。一プラッタ=一円。
○魔物(Monster)
動物とは違う、魔力や強力な力を持った化け物のこと。人間に対し危害を加えることが多い。
○絶対音感
ジェイド種だけが持つ、聞き取った音を武器化する特殊な能力。遠くの音も聞き取ることができる。
○神器(アーティファクト)
絶対音感によって作られた強力な武器。ジェイド種は悪用されないよう、遺跡などに隠した。運命聖杖ノルネンなどがそうである。
○魔導書
魔法の力を持つ書物。多くは魔法を使うものが自分の力の強化のために利用する。多くの呪文が書かれているので、呪文を覚えるためにも使うことがある。
○禁書
強力すぎる力を持ち、危険だと判断された魔導書。多くは禁書図書館と呼ばれる図書館で厳重に封印されている。
○永雪戦争(えいせつせんそう)
1740年に帝国エターナル軍がネージュとエターナルの国境にあるスノウィン(ネージュ領)に攻撃を仕掛けたことから始まった戦争。一時的に終結したが、その約50年後に再度勃発。15年前に漸く完全に終結した。
○殲滅呪文(ジェノサイド・スペル)
ファウストが発動を目論む最強最悪の呪文。全ての生命を根絶やしにするというもの。
○十二神将
ファウスト選りすぐりの奴ら。戦闘能力は個々に差があるものの其々高いとか。
(十二神将・・・薬師如来の眷属で、薬師如来の名号を受持し衆生を守護する12の夜叉大将。広辞苑より)
○アルメニ=ミスト協定
帝国エターナルの外務大臣アルメニと、アンバー種建国派代表ミストが結んだ協定。古代から国家を持たずにいたアンバー種のうち、建国を考えている"建国派"に、アースガルドのアルフヘイムに国を作ってやる代わりに永雪戦争への参戦を求めるという内容であるが、アースガルドには許可無く結んだものであったため領土を巡るアンバー種とアメジスト種の問題の原因になった。
○アルフヘイム問題
アルメニ=ミスト協定が原因で怒った領土問題。
アンバー種建国派は「アルメニ=ミスト協定」を主張、アースガルド王国はそれを否認する形を取っている。十年前の王族バルドル暗殺事件をきっかけに、アースガルド王国は国内のアンバー種を弾圧。それに対抗する対抗勢力ヤンターリがA・メグオーム、S=ラヴァードゥーレによって組織される。しかし十年前にラヴァードゥーレが銃殺。以降衰退しつつある。
○ヤンターリ
A・メグオーム、S=ラヴァードゥーレによって組織された対抗勢力。十年前にカリスマ的存在だったS=ラヴァードゥーレが銃殺されて以降衰退しつつある。


【種族】
○ラズリ種
正式名称ラズライト・ラズリ種。身体的特徴等、ラピス種(※後述)に酷似している。
瑠璃色の瞳に白金の髪を持ち、耳が軽く尖っているという特徴を持つ。
北方に住んでいる。
○ラピス種
正式名称ラズライト・ラピス種。瑠璃色の瞳をもち、世界中あらゆる場所に住んでいる。ラズリ種とは違い、髪の毛や耳に特徴的な物はない。
○アンバー種
琥珀のような瞳を持つのが特徴。束縛されることを嫌う傾向があり、決まった国家を持たず行商人や旅人になる者が多い。そのため、古来から迫害され続けてきた。特にアメジスト種からの扱いは酷く、今でも犬猿の仲である。
○カーネリア種
深紅の瞳が特徴の種族。常に世界の優位に立とうとしている所為か、まず戦争を始めることが多い。
近年ではラピス種との冷戦状態の覇権争いが絶えない模様。
○アゲート種
橙色の瞳が特徴。南方に広く分布し、最南方の国・サンディ=ソイルに住むものは褐色の肌を持つ。"中立的立場"を好み、各国の外交でも中立の立場であることが多い。
○スピネル種
西方に多く存在が確認できる種で、特に特徴と云ったものは紅色の髪だけである。西方にある「アイゼン共和国」は彼らの国。
基本的に気性は穏やか、良く争いを仲裁したりするが、一度逆鱗に触れると、どちらかが滅びるまで激しく戦いを続け、最後には相手を道連れに自爆も辞さないという覚悟の一面も持っている。
考案>>15ラーズグリーズ様
○ダイヤモンド種
主に東に存在。薄い水色か桃色の瞳と、寒色系の髪を持つ。信仰深く、絶対神「エンリル」への信仰心は恐ろしいほど強い。そのため、今も"生贄"などという風習が続いている。
○オパール種
黒の瞳の中に様々な色が点々と入った、特殊な眼をした種族。
○アクアマリン種
空色や水色の髪を持ち、ネージュ王国やエターナル帝国にぱらぱらと住んでいる少数民族。海や水を愛し、雨乞いが出来るので干ばつ時には非常に役に立つ。
考案>>181くろ様
○ジェイド種
千年前に世界の覇者として繁栄していた種族。別名翡翠の種とも。
。翡翠の様な瞳に暖色の髪を持つが最大の特徴は"絶対音感"と呼ばれる、聞き取った音を武器化する特殊な能力を種族全員が持っていることである。
不満を募らせたジェイド種以外の種族の手により、根絶やしにされた。
○エメラルド種
ジェイド種に酷似した種族。緑の瞳が特徴で性格は温和な者が多い。
○アメジスト種
紫紺の瞳を持つ種族。古い歴史を持つ南の大国・アースガルド王国を中心としている。誇り高い種族であるため、他種族との関わりを嫌っているものが多い。特にアンバー種を嫌う。
○エンジェルオーラ族
白髪を持つ種族。性質がお穏やかであり、争いを好まない者と血の気が多く争いを好む者、両極端の者が存在する。
考案>>23 玖炉様
○竜族
ドラゴンとも。凶悪・凶暴な気質で自分たちの圏内に入られることを酷く嫌い、世俗との関わりを遮断している。中には人語を理解し喋るものも居るらしい。

◇人間に関する種族等を分けてみると大体こんな感じです


     ┌エンジェルオーラ族
     │       ┌ラピス種
     ├ラズライト属┤
     │       └ラズリ種
人──┼カーネリア種
     ├アンバー種
     ├ネフライト族─ジェイド種
     │      ┌アメジスト種
     ├クリスタ属┴クリスタ種
     ├アゲート属┬アゲート種
     │      └オニキス種
     ├スピネル種
     ├ベリル族┬アクアマリン種
     │     └エメラルド種
     ├ダイヤモンド種
     └プレシャス属─オパール種

※属→身体的特徴だけで分けられている。
※族→身体的特徴と独特の能力をもつとして分けられている。

━—━—━—

【国家】
○ネージュ王国
世界最北端にある大国。原住民はラピス・ラズリ種。
"北の大国"とも呼ばれている。帝国との、鳳凰歴1740〜1742年の第一次永雪戦争、1796〜1798年の第二次永雪戦争(※後述)から帝国(※後述)との冷戦状態の覇権争いが絶えない。
*neige(ネージュ)
雪(フランス)

○エターナル帝国
世界中心にある大国。通称「帝国」の名で呼ばれている。原住民はカーネリア種で、現在の世界の中心ともいえる国。世界の覇者になる為に数多くの戦争を行ってきた。近年では北の大国ネージュとの永雪戦争を行ったばかりである。
皇帝が政治を行うが、その下に評議院というものがあり、そこで政治について評議し皇帝が決定するという仕組みになっている。評議院所属のものを評議員と呼ぶ。
*eternal(エターナル)
永遠の、永久の(英語)

○アイゼン共和国
西方に存在する国の一つで、大国とは言えないが、歴史ある古い国である。経済が発達していて、特に重工業、兵器産業が盛ん。その為、多くの商人たちが訪れる。国としても武器を海外へ輸出し、資金を得ている。造られる武器は、その泥に付けようが水に付けようが壊れない頑強性と丁寧に仕上げられた結果としての性能で多くの評判を得ている。政治体制としては、王はいるが象徴的な存在で権力は無い。その下で投票によって選ばれる“首相”が国を動かしている。外交はエターナル帝国寄りだが、秘密裏にエターナル帝国の汚職貴族と協力して、ネージュ王国に武器を売っている。
>>15ラーズグリーズ様考案
*Eisen(アイゼン)
鉄(ドイツ語)

○アースガルド王国
古代から存在し、古い歴史を持つアメジスト種中心の南の大国。鎖国状態であり、周囲の国との関係を一切持たない。王族と呼ばれるアースガルズ家が建国からずっと政治を行っている絶対王権制を今も続けている為、王家では後継者問題が後を絶たない。
十年前に現国王の長男バルドル=デュランダル=アースガルズが暗殺された。
古代遺跡などが豊富であるが、そうそう入国できないため密入国するものが多い。
*アースガルド(Asgardhr)
北欧神話の神々の住居。

━—━—━—

【年表】
※年代は鳳凰歴

○500年代
スピネル種によって西方にアイゼン共和国の土台となるアイゼンが形成。
サンデリア砂漠から南端にアゲート種がサンディ=ソイルを形成。
サンディ=ソイルから少し北にアースガルド王国が形成。
中東にジェイド種がウィンディアを形成。世界征服に乗り出し、世界の覇者に成り上がる。
この時期に種族定義ロベルト・ジュエル発表か。

○800年代
ジェイド種の支配に対し、それ以外の民族が連合軍を結成。ウィンディアへ連合軍侵攻。ジェイド種滅亡。【マーリンの時期はこの辺り】

○1200年代
北方の小国が統合され、ネージュ王国成立。
アイゼン共和国建国。

○1700年
帝国エターナル成立。西方にてエンジェルオーラ族を発見。
アースガルド王国、鎖国。

○1740年
2月/エターナル、ネージュ領スノウィンへ侵攻。エターナル皇帝ソウェル三世が宣戦布告。
3月/永雪戦争勃発。

○1742年
9月/アースガルド王国、国王オーディン即位。
10月/お互いの物資が尽き、戦争を続けることが困難になったため、ネージュとエターナル間で終戦条約が結ばれる。第一次永雪戦争終結。

○1796年
5月/再度エターナルがネージュ領スノウィンに侵攻。同月第二次永雪戦争勃発。
7月/アンバー種建国派のミストが「国家を持たねば我々は滅びる」と主張。
11月/エターナル、建国派のアンバー種と共にアルメニ=ミスト協定(アースガルドのアルフヘイムでの建国を認める協定)を締結。アンバー種建国派が参戦。

○1798年
8月/第二次永雪戦争終結。エターナルとネージュの間に不戦条約が結ばれるが、以降直接戦火を交えない冷戦状態が続く。
10月/アルメニ=ミスト協定を主張するアンバー種建国派がアースガルド王国のアルフヘイム(アイゼン国境付近)駐在。アースガルドとの間に領土問題勃発。

○1803年
八月/アースガルド第一王子バルドル暗殺事件発生。それをきっかけにアースガルドはアンバー種を弾圧。対抗組織ヤンターリがS=ラヴァードゥーレとA・メグオームによって創設される。過激な抵抗運動が続くが、同年末S=ラヴァードゥーレが連行、銃殺。運動は次第に衰退。アルフヘイムからアンバー種は強制退去。(退去したアンバー種はアルフヘイムの地下に広がる地下都市遺跡でアンダーグラウンドと呼ばれる集落を作る)

○1813年
四月/エターナル領マックールでエンジェルオーラ族殲滅事件発生。
五月/ アイゼン共和国のアイゼン共和国陸軍第三軍団(通称髑髏軍団)の軍団長アイアンサイドが不穏な動きを見せ始める。【今この辺。】

━—━—━—

【神器】
◆運命聖杖ノルネン
・・・所持者メリッサ。<ウルズ><ベルザンディ><スクルド>の三形態に変化する唯一の三位一体神器。
(ノルネン・・・北欧神話の運命の女神ノルンの複数形)※三位一体神器→複数の人間から一つの神器が作られているもの。この場合はノルン三姉妹が三人で作った為。
◆魔弾の射手ステラツィオ…所持者?全十二弾の魔弾を発射する銃。
(魔弾の射手は曲から取ったと見せかけてKHのあの素敵な2番のオジサマから。ステラツィオはFF9のステラツィオから。)
◆天命の書版
・・・所持者フォルセティ。聖人の書版の姉妹書。全ての呪文の使役と言葉による攻撃を持つ。
(メソポタミア神話に登場する。これを持つ者には万物を言葉の力で支配する力を与えるらすぃですよ。
ちなみにこちらはティアマットさんと関連ありの神話から)
◆天艇スキーズブラズニル
・・・所持者フレイ。人を乗せる事が出来る伸縮自在の船。
(北欧神話の神フレイが持っている折り畳み可能な船。ポケットに入るサイズだけれども、神々全員を乗せる事が出来る・・・だったかな。これはフレイ同様完全に神話からとってます。あともう一個フレイは持ってるけど、まだ出せないな(笑))
◆枷紐グレイプニル
・・・所持者リュミエール。フェンリルを拘束するだけの理由で作られた神器。
(作者の間違いで時たま「紐枷」になってると思う。指摘下さい。正しくは「枷紐」です。
北欧神話でフェンリルを縛り付けていたリボンの事ですねー。さー、ここまで言ったら正直使い道分かっちゃうよね(汗))
◆白銃アクケルテ
・・・所持者ロード。標準を一瞬で死に至らすことが出来る銃。
(なんか武器を調べていたら出てきた銃でした。詳しくは無いそうなので名前だけ。ロードの武器に銃があったから持ってきただけでした←
だって神器持ってる敵ってなお一層強そうじゃないのッ!だから名前が無い武器を持っている人のものには勝手に名前をつけてやろうかと思ってます((殴
・・・駄目ですかね←)
◆屠殺者ルーン
・・・所持者ロード。一振りで血肉を斬り裂く、血に飢えた槍。
(魔槍"ルーン"と魔槍"屠殺者"から。詳しくは知りません(殴
親和関係の武器に詳しいサイトが偶然お気に入りに有ったので、其処を閲覧してた時にふっと眼に入った物を合体させたものでした)
◆陰陽 干将莫邪
・・・水と炎の力を持つ夫婦刀。
(出てないけど、クロノが使う剣の名前にする予定。これは有名・・・かなあ?
「干将」は中国春秋時代の刀工、「莫邪」はその奥さん。呉王の命令で、干将は刀を作ったのだけれども最初は上手くいかなかった。そこで妻の莫邪が自分の髪と爪を切って炉に入れたところ、黄金と鉄がよく溶け馴染んで、見事な陰陽二本の剣が出来上がったそうな。陽剣を「干将」、陰剣を「莫邪」と名付けたという。
名前が出せたら出したいですなあ・・・。つかそうなると敵は全員神器持ちか。うわ、フリッグ勝てんのか?(笑))
◆聖人の書版
・・・所持者蒼。天命の書版の姉妹書。歴史上名を残した偉人たちの魔法で構成。
(創造者はくろ様です(笑)神器を作っちゃうなんて・・・!なんて子!!)
◆指環アンドヴァリナウト
…所持者ロキ(シグルズ)。蒼い宝石の嵌った指環。物質を捻じ曲げる事が出来る?
(ワーグナーの楽劇で有名なニーベルンゲンの指輪より。持ってる人は不幸になるらしいです)
◆無想者メーディア
…所持者ヘル。ハートを模した飾りのついた銀の巨大な鍵。主に精神を破壊する武器。
(メーディアっていうのは魔性の女メデイアより。丁度執筆時期にP3やってたのが一番の元です)
◆傀儡召喚シモン・マグス
…所持者カルディナーレ。
(シモン・マグスというのは新約聖書・聖書の外伝に出てくる異端の魔術師。悪魔を自在に召喚出来た…とか)
◆雷鎚ミョルニル
…所持者トール。相手の頭蓋を粉砕し、手元に戻ってくると言う魔法の鎚。
(北欧神話より。トールとミョルニルはセット)
◆復殺者ダグダ
…所持者ケイオス。巨大な戦斧。
(ダグダはケルト神話の豊穣の神。モデルになってるのは魔法の大釜で、それは死んだ戦士を生き返らせることが出来るらしいです)
◆神槍グングニル
…所持者アイアンサイド。絶対命中を誇る最強の槍。
(勿論北欧神話、オーディンの持つグングニルより。同名の人物が居るけど、アイアンサイドは彼から貰いうけたのか、それとも奪ったのかは今の所内緒です)
◆審判罪杖ホーライ
…所持者ウェロニカ。運命聖杖ノルネンと真逆の色合いをした杖。ノルネン同様に三つの形状に変化する。
(ギリシャ神話の季節の女神たちの事。秩序、正義、平和を意味する)

━—━—━—

【十二神将】

【愚者 <tritor>】…愚かな人の意。アルファベットは忘れた。スペルミスかもしれん(殴
【雷神 <thunder>】…北欧神話の雷神トールなので。<thunder>は英語で雷の意。
【女帝<regina>】…ヘルは北欧神話地獄の女帝。<regina>はラテンで女王…だったかな?
【喰狼<lupus>】…北欧神話の怪物フェンリルから。おおかみ座<Lupus>より。
【豊穣<hervest>】…北欧神話の豊穣神の一族からだったかな?<harvest>は収穫。
【蜃気楼<mirage>】…<mirage>は英語で蜃気楼。妄想とか幻覚とかって意味も(笑)
【大蛇<serpens>】…読み方は「おろち」。北欧神話の大蛇ヨルムンガンドより。<serpens>は蛇座より。
【破滅者<catastophe>】…ひふみん様のキャラ(作者は孫悟空と呼ぶ)から(笑)<catastorophe>は大災難。
【無邪気<innocecne>】…生みの親は私の妹。<innocence>は某漫画からではなく英語であどけないことの意味。
【巫女<vorva>】…北欧神話から。スペルはあってるか知らん!((オイ
【罪禍<offense>】…Neonさんの娘さん。強いから…(殴 罪禍は造語。<offense>は英語で罪。
【狂信者<fanatic>】…マッドサイエンティストな匂いがする名前。<fanatic>は狂信者(英語)の意。