ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 後ろの正面だあれ?〜禁断呪い歌〜 ( No.4 )
- 日時: 2011/03/02 18:42
- 名前: 爽 (ID: R3ss0lfj)
#家族#
ガチャ・・・・・
「ただいまー」
今日は仕事が早く終わったので家に帰るのも早かった。。。
しかし、俺は悩んでいた・・・
なぜ、赤子の死体がなかったのか・・・?
「あっ、龍にぃおかえりー♪今日は早かったんだぁ」
これは妹の絢音(あやね)だ。。。
年は16歳で髪はロングでいつもは上でポニーテールをしている。。。
顔は兄の俺からみても可愛い
そのため、変な虫がつきやすく困っている・・・
気づいたと思うが俺はかなりのシスコンだ!!!
5年前両親が他界しそれからは俺が絢音の面倒を見ている・・・
それからというもの、彼女ができてもすぐ別れる始末だ。。。
「龍にぃ見てみてー。じゃーん今日は絢音スペシャルだよっ♪」
そう言って、差し出したのはケチャップでハートが書かれたオムライスだった。。。
「うわっ!!!うまそっ!!!」
「美味そうじゃなくて美味しいから♪はい。どうぞ!!」
「ありがとう」
パク・・・・・・
「うん♪美味い!!!」
「本当に?良かったぁ♪」
こいつの喜んだ顔は天使のようだ。。。
俺は自然と笑みがこぼれる
「ねぇ龍にぃ!!!」
「ん?なんだ?」
「この事件・・・」
絢音が見ているニュースには今朝、俺が担当した事件だった。。。
「可哀想・・・」
「大丈夫!!俺が絶対、解決するから!!」
そう言って絢音の頭を撫でた・・・
「私にできることがあったら言ってね♪」
「お前は首突っ込まなくてもいい〜」
「けち・・・」
「なにおー!!!」
俺は絢音の頭をグリグリしながら言った・・・
軽く言ってるけど本当に絢音だけは余計な事件にだけは巻き込みたくなかった。。。
今、俺の家族は絢音だけだから・・・
「ほら!!今日はもう寝ろー。明日、学校遅れるぞぉ!!」
「へーい♪」
「おやすみは?」
「おやすみー」
「はい。おやすみ♪」
「さて、俺も寝るか・・・」
そう言っては俺は眠りについた・・・