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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 夜明けの銀河は支離滅裂 ( No.4 )
- 日時: 2010/12/15 15:36
- 名前: Giraf ◆yFWCdky9Fs (ID: 7KvZCID9)
第二話 【白色の機体】
「トム… これが宇宙船だよ。」
キースはトムのマニア心を擽る様な一言を言う。
「うおおおおおおおお! かっこいいな!! …良かったらパートナーにさせてくれ!!」
興奮したトムが、キースに両手を差し出す。
「勿論だよ。 宜しくね。」
キースは差し出された両手をギッシリと両手で握った。
「ありがとうな! キース!!」
トムは喜びを隠せないのか、飛び上がったり、壁に頭を打ち付けたりしてる。
その光景を見て、キースはヤレヤレと苦笑いしながらトムは宇宙船の中に誘った。
「すげぇ… こうなってんのかぁ…」
トムは少年のように輝いた目で、宇宙船の中を見回る。
「…さて、近くの惑星 ランタスに行くか。」
キースはそう言いトムに微笑む。
「ランタスって、人口が3兆を超えている惑星だろ? 技術発達が進みすぎて酸性雨が降ってるとか何とか。」
トムは有りっ丈の知識を披露する。
「酸性雨なら大丈夫だ 一部の地域だけだし さていくぞ…」
キースが出発しようとしたその時、一人の女が走り寄ってきた。
「助けてくれ!! “アイツら”が………!!」
非日常の真っ只中に今、居た。
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