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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 夜明けの銀河は支離滅裂 ( No.6 )
- 日時: 2010/12/15 21:30
- 名前: Giraf ◆yFWCdky9Fs (ID: 7KvZCID9)
- 参照: 名前は、デンマーク語で麒麟。
第四話 【苦い思い出】
「おい、キース なんでリン・エネーターだって分かったんだ?」
トムが驚いた表情で問い詰めてくる。
「…俺の友人だ。」
キースは有り得ない一言を口から出す。
トムは唖然として、声も出ないようだ。
「…良いから私を助けろ うんそうだ助けなさい。」
とても棒読みでそう言葉を言うリンをトムは距離を置く。
「…何から助けろというんだリン。」
キースは冷静に対応する。
ダーン!!
騒がしい宇宙港が乾いた音のせいで静まる。
「あー… 見つかったね キース君の対応が遅いから…」
人に罪を擦り付けて、宇宙船から出るリン。
手を振るしかなかった。
「…ねえ、私をデスプラネットに戻すのはやめええええええ...」
リンの悲鳴も、苛立ちにへと変わる。
「トム… 早くランタスに行こう。」
キースがそういうと、トムは無言で頷いた。
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