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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 夜明けの銀河は支離滅裂 ( No.13 )
- 日時: 2010/12/18 14:55
- 名前: Giraf ◆yFWCdky9Fs (ID: cebg9jtM)
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v
第八話 【連邦の策略と夜明けの銀河】
ランタスが見えてきた。
相変わらず小さい惑星なのに、人口が多い。
大幅な技術発達により、酸性雨が降る…笑えない冗談としか受け取れない。
「キース… ランタスに到着するぞ …気をつけろよ?」
トムがそう言ってくれるが、生憎失敗する気は無い 自信に満ち溢れている。
「ああ… 大丈夫だ 今の俺ならいける…」
自信に満ち溢れたキースの言動にトムはホッとしたのか胸を手で撫で下ろす。
グァァァァァァァァァァ....
宇宙船が高速で宇宙港へと突っ込む。
その光景はキースの父を思い出させるようだった。
フシャァァァァァァァァァ....
煙が宇宙港をバリアの様に覆う。
「ゲホッ…ゲホッ… 随分荒い到着だな…」
宇宙港にいた男はそうむせながら呟く。
「ランタス…到着だぞトム。」
キースが後ろを向くとトムは青ざめた顔で鼻を手で押さえながらキースにこう言う。
「着地の仕方が荒い…」
その言葉を残してトムは気絶するのは言うまでもない。
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