ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: 『ガーディアン。』 ( No.10 )
日時: 2010/12/19 19:21
名前: とある騎士 ◆4b6JRWWKHk (ID: 0Jvj0iRK)
参照: http://hiyoko222.blog137.fc2.com/blog-entry-11.html

no,3『仮面男』2/3

部屋を出て階段を下り、大きな絵を見上げて彼女は感動したように言った
「わぁ、近くで見るととっても迫力があるなぁ」
そんなことを言っている時、彼女は何かを見つけた。それは何かの碑文の一部だと思われる物だったが最後の所が破られていた


『これをみた勇者たちよ
禁断の部屋を開けたいのならばもう1人の勇者の心臓を抉り出し、もう1人の勇者がその生き血を吸うが良い。
さすれば禁断の部屋は開かれるであろう
だが、そのためには6人の守護神達を蘇らさなければならない

真実が6つ存在するのならば嘘もまた・・・・』

「守護神・・私にはよくわからな・・ぃっ!」
急にリリィは鋭い刃物で肩を切られたのだった
リリィは訳がわからず振り向いて見るとそこには仮面を付けて鉈を振り回している男が居たのだった
男はリリィにこう言った
『あなたは知ってしまった・・・秘密を・・・秘密を・・・今から罰を与えるゥ!!』
「!? 罰?秘密?いったい何のことなの!?」
仮面男はリリィに向かって走って来た
リリィは(キャアアアアアア!)と叫び、レオの部屋へ逃げ込んだ
しかし、レオは部屋には居なかった
「うっ嘘!レオちゃん・・何処に行っちゃったの!?」
でも仮面男が近くにいる・・・とにかく何処かに隠れなきゃ・・・・

リリィは焦りながらもベットの下に隠れた
そのときリリィは考えたのだった
(どうしてあの人は私を追ってくるの?秘密・・あの碑文が秘密の事なのかしら・・・・?)
そんなことを考えているうちにリリィは仮面男に見つかってしまった
「どっどうしよう!見つかった!」
するとリリィは歌を歌い始めたのだった

その歌声は聞いた者を魅了する歌声だった
それを聞いた仮面男は狂ったように叫び何処かへ消えていった
その後リリィは自分の部屋に帰ったすると

レオが自分の部屋にいたのだ
「あ、レっレオちゃん!!今まで何処にいたの!?」
するとレオは苦笑いをして
「ごめんね、リリィ。ちょっと・・ね。あ、そうだ夕食が出来たらしいから行こう!」
「え。あ、うんっ」
2人は部屋を出てキッチンに向かって行った
あんな事になるとは知らず。