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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 白銀セレナーデ ( No.7 )
- 日時: 2011/01/08 15:14
- 名前: Giraf ◆yFWCdky9Fs (ID: cebg9jtM)
- 参照: エド×ヴァン
相変わらず汚い 掃除してないな そういえば。
父さんも母さんも出かけてる それにしても外と同じ静けさだ。
なんでヴァンはあんなに俺ん家に行く事を望んだのだろうか。
「エドの部屋いっていいか?」
そうヴァンが訊いてきた。
俺の部屋入って何をする気だろう。
「あ、ああ…別にいいけど」
何をするのか楽しみ それと同時に不安。
ガチャッとドアを開けた音が鳴る。
「久しぶりだなー… お!まだあったのか…」
ヴァンが入った直後に漫画のある棚にへと足を動かす。
それが目的かよ…………
ガチャッ
何処からか、ドアを開ける音が聞こえた。
おかしい 誰も居ないはず。
…母さん 父さんか?
「ヴァン ちょっと待ってろ」
「あ、ああ。」
俺は音の正体を確かめるべく、家の中を捜し回る。
しかし、音の招待らしき物は見つからない。
「畜生…」
そう疲れてもう捜すのをやめようと思った時だ。
「何かお探しかね?」
後ろからそう、声が聞こえた。
「誰…だ…?」
俺は恐怖のあまり声が擦れる。
「剣豪ベールツモス、だよ エド・フェンブル君…?」
そう“声”が答えると、俺はこう言った。
「何故、俺なんだ?」
「いやはや失敬 君の様な魔術師を捜していたものでね」
声…いや、ベールツモスはそう笑いながら言う 無性に腹が立つ。
「俺の様な魔術師? そんな凄い魔術が使えるわけでもない。 何が目的だ。」
俺はそう、怒りながら理由を尋ねる。
「はっはっは… 君は自分自身のポテンシャルを完全に知っていない」
ベールツモスがそう言うが、自分の事は自分が一番知っているつもりだ。
「はあ…それで何故俺を?」
俺がそう苛立ちを押さえ、尋ねる
「君を是非ギルドに誘いたくてねえ…ふふふ」
ったく、喋り方が気に食わん
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