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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 嘘つきルナティック ( No.2 )
- 日時: 2010/12/29 17:23
- 名前: 夜深 ◆4QOlS8qZ.. (ID: a6i4.RaK)
*序章*
元始、女性は実に太陽であつた。真正の人であつた。今、女性は月である。他に依つて生き、他の光によつて輝く、病人のやうな蒼白い顔の月である。
ああ、我が故郷の暗黒よ、絶対の光明よ。
自からの溢れる光輝と、温熱によつて全世界を照覧し、万物を成育する太陽は天才なるかな。真正の人なるかな。
元始、女性は実に太陽であつた。真正の人であつた。
今、女性は月である。他に依つて生き、他の光によつて輝く病人のやうな蒼白い顔の月である。
(引用:平塚らいてう 『青鞜』創刊の辞)
私はお月様が大好きだ。
いつ見ても、必ず夜空にある輝かしい光。
お月様、教えて。いつ、私の虚言癖が治る?
私は歴史人物の中で一番、平塚らいてうが好き。
彼女が必死に働きかけなければ、女性は市民権を得ていなかったと思うし、自由な恋愛もできなかった。
やっぱ、女は恋だ。
そう思う。
私は、天文部部長の池澤くんが大好き。
いつ見ても、必ず優しくしてくれる、私にとっての希望。
お月様、教えて。 いつ、私の恋が叶う?
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