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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: 不幸少年の日常+非常識 ( No.4 )
- 日時: 2011/01/06 21:32
- 名前: 魑魅魍魎 ◆UTmvEGhzaE (ID: OeXJRIuY)
「あー、女王居たー。こんな下衆な世界にいたんだね」
……空から降ってきたぞこの男ぉ!!? そして、女王ってあの紅い洗濯物かぁ!!?
「緋雀。こいつは新しい家来だ」
と、俺のシャツの首元を掴んでまるで猫のように持ち上げる……ん? え?
俺、女に片腕で持ち上げられて……!!?
「こいつに事情を説明した所で納得するはずがない。拉致するぞ」
次は、俺をボールのように空中浮遊男……。緋雀と呼ばれた男に投げつける。すんげー力なの、この洗濯物。
あ、そう言えば“拉致”言いましたよね? 俺、どこ行くのおぉぉぉ!!?
「えー? こんなガキが? 超弱そうじゃん」
俺より小せぇクソガキに言われたくねぇよ!! 何かコイツ、俺を見下してねぇ!? ガキのくせに……っ!!
「てめぇが“ガキ”言うなよ」
と、またもや降ってきた黒髪の男。どうしたのだろう、俺は異界にでも迷い込んでしまったのだろうか。
今まで、ちょーっと人より不幸だっただけで、普通の生活を送ってきた。なのに、急に空飛ぶ奴らがやってきたり……。
俺の生活は狂っちまうのか? しかも、拉致って……。はぁ、希望なんてねぇや。
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女王と呼ばれた洗濯物に鳩尾パンチを食らってから暫くして目が覚めた。
……まるでそこは異国。中世ヨーロッパ見たいな感じの城の中……。
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