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「お前が食った肉、適当に取った動物のなんだけどさ」
「やめろ」


第三章　「人は獣を呼び、獣は闇を呼ぶ」





眼が覚めた。
まず最初に視線に入ったのは、どこかで見た様な天井。

「起きたか。」
そしてどこかで見た様な男が喋りかけてくる。
クロカゲ、そうクロカゲだ。

「ああ。」と俺は曖昧な返答をし、少し考えることにした。



この町には悪魔が本当に居るのか…?
誰かに聞いてもきっと曖昧な返答ばかりが返って来るだろう。
だから自分の思考を駆使して考えよう。
クルーシ山へ行く途中、嚥下困難と酷い嘔吐感と頭痛に襲われた。