ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: ピリオドをください。 ( No.11 )
日時: 2011/01/29 15:57
名前: AW工作員 (ID: 3JtB6P.q)

そんな考えにゾッとした。

が、すぐに安堵感が湧き上がってくる。

(ここは屋上だもんね…)

フェンスを乗り越え、縁に足を掛ける。

今度こそ安息の地に逝きたい。

力強く踏み切った。
風を切って落ちていく私の身体。

まるで人形のように中身は何もないはずなのに、願ってしまった。

体が打ち付けられようとしたときに。

(今度生まれ変わったら、友情なんて曖昧なものは要らない)