ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

Re: ピリオドをください。 ( No.14 )
日時: 2011/01/29 16:00
名前: AW工作員 (ID: 3JtB6P.q)

「がはっ…げほっ…」

必死にもがいたが、さっき大怪我を負ったのか身体が思うように動かない。

唇が乾いて、切れる。

視界がぼやけてきて
彼が一瞬、微笑んだように見えた。

「…なん…で…?」

頬を涙が伝う。
それも、感じなくなった。

全ての感覚が無くなる直前、願った。

(生まれ変わったら、恋人ほど裏切られて悲しいモノなんて要らない)