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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
- Re: __呪われたかくれおにご__ ( No.158 )
- 日時: 2011/05/09 00:59
- 名前: なーこ☆ ◆p5CHNX570g (ID: x6z9HA8r)
*10話* ******
私は———日記帳を開いてみた——。
まず——1ページ目———。
○月▽日
大好きなあの人と、とうとう結婚することになった。とても嬉しい。親友のリリカに「おめでとう!お幸せにね」と、言われた。
とても、嬉しかった。リリカは前に、好きな人がいると、言っていた。
その人と上手くいったらいいね。
「2,3,4ページは敗れている・・・・しかたない、飛ばそう」
○月□日
最近、夫がこそこそしている。怪しい・・・。
リリカもよそよそしい・・・。私の知らない所で何かあったの?
6ページ目———。
△月○日
今日、夫とリリカが仲良く歩いているを見た。どうして?
許 せ な い。聞いてみたら、たまたま会っただけだと言い訳をしてきた。リリカは私の親友。
私は親友に裏切られた。も う 許 さ な い
7ページ目
△月◇日
リ リカ と 夫を 殺し た。 2 人 とも わ た しを 裏 切った から コロシタ
リ リカは 違 う といっ て いた。 でも今 の私に 話 なんか して も 聞けない。
モ ウ ダ メ
「ヒッ・・・何・・これ・・・」
最後のページは———破れていた———。
そして———また——声が聞こえた———。
お願い———。ルミカを救ってあげて———。
「はい・・。私ができることなら・・・」
ありがとう———。
「わかった・・。この声の人はリリカさん・・。ルミカさんの親友」
私はこのことを優斗と陽介に話した。
そして——鬼に見つからないように探すことを決意した。
「じゃあ、とりあえず鬼に見つからないように、探索してみよう」
優斗がそう言うと———。
カツ カツ カツ カツ
遠くから足音が聞こえた————。
*10話終了*
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